友達選びをまちがわない

どういうわけか、一人でいることに抵抗がある方が少なくありません。一人でいると格好悪いと思ったり、人目が気になったりする人もいるようです。結論から言えば、一人で行動できる人は凛とした印象があったり、賢そうに見えたりするなどメリットもたくさんあります。一人で時間を自由に使うことができるため、贅沢な生き方であるとも言えるでしょう。

しかしながら、どうしても友達がほしいと思う方もいるでしょう。友達を作るなら、焦ってはいけません。なぜなら、一つ間違えば楽しいどころか悩みのタネになることもあるからです。特に、焦っていることが伝われば、ずるい人に利用されてしまうことさえあります。

趣味が同じであったり、一緒に何かに取り組んだりした仲間は、自然と良い関係が築きやすいと言われています。特別な時間を共に過ごした相手には、特別な感情を抱きやすいからです。また、顔を合わせる頻度が多い人には、良い印象を抱きやすくなると言われており、長い間過ごした人とは距離を縮めやすい傾向もあります。

ただし、注意しておきたいことがあります。これは、一緒に過ごした人であっても初めて会った人にも言えることですが、愚痴が多い人や悪口が多いと思う人は慎重に付き合う必要があるということです。誰でも愚痴を言いたくなることぐらいはあるでしょう。しかしながら、顔を見るたびに、愚痴や悪口を言う人は友達にはあまりおすすめできません。

なぜなら、あまりにも愚痴や悪口が多い人は、そもそも人生そのものに満足していないからです。自分の人生をすばらしいと思っていない人は、いずれ悪い意味で他人に興味を持ちはじめ、自分よりも幸せそうだと思った人の足を引っ張りだすこともあります。幸せそうに見えていても、実際に本人が幸せだと思っていなければ満足していない人です。近くにこういったタイプがいると、いつか攻撃される可能性もあります。幸せになることに罪悪感を抱くことになるかもしれません。

どんな職業、年齢の人であれ、楽しいと思って生きている人と付き合いましょう。焦って不満だらけの人と友達になってはいけません。