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心配することが愛ではない

顔を見るたびに、「大丈夫なの?」、「何時に帰るの?」、「どこに行っていたの?」など、心配の言葉ばかり口にする人もいますよね。もちろん、小さな子供に対する言葉なら良いのです。わからないことがたくさんある年齢のお子さんに対して、注意点を伝えることは必要でしょう。しかし、ある程度成長した人間に対してあまりにも心配し過ぎると、相手は誤った認識をしてしまいます。

「私は、信用されていないのだな」と。

大切な人のことが気になるのは当然です。いつも安全安心な生活をしてほしいとか、いつでも自分とつながっていてほしいとか、特別な人だからこそこういった感情を抱きます。しかしながら、その気持ちや言動が強すぎると、相手を不快な気持ちにさせてしまいます。これは、恋愛関係においても家族でも友人でも同じなのですよ。

大切な人になかなか気持ちが伝わっていないと感じる時は、無意識で「信用していない」というメッセージを送っているのかもしれません。相手は、ただ口うるさい人だと思っているかもしれませんし、距離を置きたいと考えてしまうかもしれません。心当たりがある方は、ぜひ注意してみてください。

心配することが愛情ではありません。信用することが愛情です。しかも、心配よりも信用するほうが格段に難しい。あなたに対して心配の言葉をあまり口にしない人は、あなたを信じているのです。

「どうして、こんなに愛しているのにわかってくれないの?」

その気持ちの背景には、相手ではなく自分が安心したいという本音があるのかもしれません。しかも、それが相手にしっかり伝わっています。

愛し過ぎて疲弊している人は、この隠された本音に気づくことが必要かもしれません。

しっかり信頼関係が築けると、相手のほうから相談してくるはずです。その時に、丁寧に答えてあげてください。これを繰り返しているうちに、信頼度も深まることでしょう。「信じる」をベースに、愛情いっぱいの心地良い関係になれるはずです。

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