友達がいることだけが良いとは限らない、友達がいないことが悪いわけでもない

私たちは、友達がいることが素晴らしくて、いないことが悪いことのように教えられてきました。そのため、いかに友達を作ることができるか、いかにたくさんの友人を得ることができるのか必死に考えている方も多いようです。しかし、よく考えてみると、友達がいることのメリットもありますが、いないことのメリットだってあります。つまり、どちらも悪いわけではありません。

大事なことは、自分が本当に友達を必要としているのか考えること。友達が欲しいなら、ムリをせず付き合える人や一緒にいて幸せが感じられる人を選ぶことです。

本当に必要としているのであれば、積極的に行動して探すのも良いでしょう。しかし、一人が好きなのであれば、堂々と一人でいることを選んで良いのです。職場でも学校でも地域の集まりでも、堂々と一人で足を運びましょう。

また、友達は必死に作ろうとするとできにくく、あまり気にせず自然体でいるとできやすい傾向があります。同じ趣味、同じ経験、同じ価値観を持つ人と出会えた時、不思議と自然に惹かれ合うのです。このような理由もあるので、あまり気合いを入れずに過ごすのが良いと言えそうです。

いずれにしても大事なことは、自分に対して正直でいることです。

人間関係に疲れ、できるだけ人付き合いは避けたいと思っている方もいるかもしれません。もちろん、ムリをして付き合う必要はありません。自分の時間を満喫しましょう。

昔の価値観から大きく変わり、さまざまなところで違いが感じられるようになりました。友達に関することもそうかもしれません。友人と一緒ではなく、一人旅、一人ランチ、一人暮らしなど、一人行動を好む方も少なくないようです。

複数の人で過ごす時間は、「心が通い合う賑やかな幸せ」が感じられます。たくさんの笑顔が見られることでしょう。一人で過ごす時間は、「すべてが自由で開放された贅沢な時間」が味わえます。何でも自分で選択できるので、解放感いっぱいです。

誰の価値観もお手本にする必要がありません。大切な一度切りの人生。自信を持って歩んでいきましょう。