背筋をすっと伸ばすだけ。気持ちが軽くなる姿勢と歩き方を身につけよう

テレワークが急速に普及し、一日を自宅で過ごす人が増えました。
通勤や煩わしい雑務が減った一方、気持ちの切り替えがうまくいかずストレスを感じるという声もよく聞かれます。
この記事では心身を整える姿勢と歩き方についてご紹介しています。

背筋を伸ばして肺にしっかり空気を取り込む

デスクワークが続くと、つい猫背になりがちです。特に人の目がない自宅で良い姿勢を保つのは意外と難しいですよね。
猫背になっている状態は胸が下を向いて肺活量が下がりやすいといわれています。

取り込む酸素の量が少ないと、当然全身に循環する酸素量も低下するので、集中力の低下やだるさを引き起こしやすいのです。
15分～30分に1回は座っている姿勢を見直し、背筋を伸ばすくせをつけましょう。

歩くペースを変えて気持ちを切り替える

自宅にいる時間が長いと運動不足が心配ですよね。
新しい生活様式では、スポーツジムにかわって自宅や屋外でひとりでできる運動が推奨されています。
ジョギングなども良いですが、まずは自宅周辺を歩くことから始めませんか。

歩行は、人間の基本となる動作です。
心肺機能を維持するだけでなく、姿勢を保つのに必要なインナーマッスルを鍛えるのにも役立ちます。
家に閉じこもってどんよりした気分の時こそ、早足で歩いてみましょう。

呼吸を整えてリラックスしよう

自分がどのような呼吸をしているか意識したことはあるでしょうか。
ストレスや不安を感じている時、人間の呼吸は早くなるといわれています。
瞑想にも用いられる呼吸法を身につけて、心身をリラックスさせましょう。

リラックスさせる呼吸はとても簡単。
2秒かけて息を吸い、8秒かけてすべて吐き出す。

この繰り返しです。

これは長息と呼ばれており、心身を落ち着かせて自律神経を整える効果があるといわれています。
集中力が切れてきたな、というタイミングで実行してみましょう

突然テレワークが始まって不安に感じることもあるかもしれません。
しかし考え方を変えれば、自分の時間を増えて趣味やスキルアップに取り組めるチャンスにもなります。
姿勢や呼吸から、毎日を楽しく過ごすきっかけにしたいですね。