運転中の眠気

誰でも運転をしていると、眠くなることがあります。

弊社では、引越しで長距離運転をする場合、途中必ず仮眠を取らせています。
また、長距離運転の前は体調を整えておくように指導しています。

運転を急いで事故を起こしてしまっては、お客様のご迷惑になるだけでなく、会社にとっても大きなダメージになってしまうからです。
引越しドライバーは、お客様の引越し先やご要望などによって時間が変動します。

そのため、定時で仕事が終わるという概念がありません。
どんなに遅い時間でも、お客様の大切な荷物を定刻に運ぶのが仕事なのです。

運転中は、眠気予防としてガムを噛んだりカフェインが入っている飲み物を飲むなどしている方が多いと思います。
他には、冬場だと窓を開けて新鮮な冷たい空気を車内に入れるだけでも違います。

後は、誰にも気兼ねする必要がないので、車内で大きな声で歌ったりという方法もあります。
夜行バスの運転手さんは、寝ているお客様を起こさないように静かに運転しなければいけませんで、大変なお仕事だなと思います。

カフェインには、覚醒作用、集中力アップ、眠気予防、血流アップなどの効果があります。
｝カフェインが、脳内の中枢神経に働き、これにより眠気を抑えることができます。
飲むタイミングとしては、食後が良いとされています。

食後、眠くなる原因は、消化に負荷がかかるからです。
かと言って何も食べなければ、お腹が空いて集中力が無くなってしまいます。

食後の眠気を抑える方法として、食事の前後30分は水分摂取を控えるという方法があります。
人は食べた物を唾液と胃液で消化していきますが、食前食後に水分を多く摂取すると、唾液や胃液が水分で薄められて消化に時間がかかってしまうのです。

更に、しっかり噛むことによって消化に負荷をかけずに済みます。
1口で30～50回噛むようにしましょう。

それでも食後に眠たくなる場合は、15分ほどの仮眠を摂ることをおすすめします。
それだけで、食後の運転中に眠たくなるのを防ぐことができます。

逆に、15分以上仮眠を摂ると、余計に眠くなります。
人間は、起きている時と寝ている時、90分周期で脳が活動しています。

日中、眠くなっている時は脳の覚醒度が低下している時です。
そのため、運転中に眠たくなった時に、仮眠を摂ると周期がずれて覚醒度を上げることができるという訳です。
弊社では、安全運転を心掛け、お客様のお荷物を大切に運ぶことをモットーに日々精進しています。