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30代以上で多発。甲状腺機能低下症について知っておきたいこと

「疲れが取れない」
「何だか太ってきた」
「寒がりでどうしようもない……」

 

皆さんは、こんな不調を年齢のせいにしていませんか?
それは「甲状腺機能低下症」の症状かもしれません。
この記事では、甲状腺機能低下症について知っておきたいポイントをご紹介しています。

 

甲状腺機能低下症とは?

甲状腺とは、喉元にある、蝶が羽を広げたような形の小さな臓器です。
身体の成長や代謝を司る甲状腺ホルモンを分泌し、人間の活動において非常に重要な役割をはたしています。

 

甲状腺機能低下症はこの甲状腺ホルモンの分泌量が低下することで起きる、さまざまな症状の総称です。
男性より女性が罹患することが圧倒的に多く、30代以降で特に発症率が高いといわれています。

 

甲状腺機能低下症のおもな症状

甲状腺機能低下症には以下のような症状がみられます。

 

・疲れやすい

・毎日がだるい

・顔や足が浮腫む

・喉が腫れてきた

・髪が抜ける

・声がかすれる

・食べていないのに太る

・忘れっぽくなった

 

これらの症状に心当たりがある時は、早急にかかりつけ医に相談しましょう。
早めの対処が以後の症状改善に大きく関連します。

 

甲状腺機能低下症だと診断されたら?

甲状腺機能低下症だと診断されたら、甲状腺のはたらきを適切にコントロールする薬を飲みながら日常生活を送ることになります。
薬を飲み続けなければいけないということで落ち込んでしまう方もおられますが、きちんと飲んでいれば仕事や趣味も続けられますし、何もしていないより体調管理しやすいという方がほとんどです。

ちゃんと発見できて良かったという前向きな気持ちで日々を過ごしたいですね。

 

甲状腺機能低下症を発症させるトリガーとなり、悪化させる要因の多くは「ストレス」であると言われています。

甲状腺機能低下症を疑っている方、発症してしまった方、まだ元気でも将来なるかもしれない……と感じた方は、出来るだけストレスフリーな生活を送りましょう。
心身を労わることはすべてにおいてとても大切なことです。
ちょっと無理してるかも?というときに立ち止まる勇気を持ちたいですね。

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