やるべきことをやるためには

オーストリア出身の心理学者が提唱しているアドラー心理学では、明確に承認欲求を否定しています。

これは、どういうことかと言うと、幸せに生きるためには、誰かの期待に応えてはいけない、ということです。

誰かの期待に応えるのではなく、ひたすら他者貢献をすることによって、幸せを感じていこうというのが、アドラー心理学の基本的な考え方です。

そして、他者の期待を満たさないためには、どうしたらいいのかという所で、課題の分離というものが出てきます。

 

課題の分離とは、相手の課題と自分の課題を分離して考えるということです。

例えば、上司の機嫌を取るために、やらなくてもいいことまでやってしまう部下というシチュエーションです。

上司が部下に対してイライラするのは、部下にとっては本来無関係な課題だからです。

部下としては、やるべきことをしっかりやるしかない訳ですが、上司の期待を満たすためだけにやらなくてもいいことまでやってしまいます。

 

あくまでも「人は人」「自分は自分」と考えて自分のやるべきことをしっかりやっていく、というのが課題の分離の基本的な考え方となります。

課題の分離がしっかりできている人は、仕事でも活躍する人が多いです。他人の考えをずっと気にせず、あくまで自分がどうすべきかを大事にして、どんどん前に進んでいけるのです。

 

逆にいつも他人の顔色や考え方を気にしている人は、結局自分がやるべきことを実行するしかないのに、その行動にブレーキをかけてしまうので、仕事で結果を出すことができません。

 

結局、自分の人生は自分がどう考えるか、どう動くかでしか良くなりません。しかし、課題の分離を実行することは非常に難しいです。

 

人間は群れを作って何万年も生きてきたので、誰かに依存せずにはいられない、承認欲求を持たずにはいられない脳の作りになっています。

即ち、人から嫌われることに凄く恐れてしまう本能を持っているのです。

現在の人間も嫌われて仲間外れになるということは、命の危険と同等の危機感を感じる本能がまだ残っていると言われています。

 

また、幼少期からの家庭環境で、親の過干渉が原因で自分に自信が持てない、やり遂げられない、真面目過ぎる人は課題の分離ができない人に多いようです。

 

解決方法としては、1つのことに集中し過ぎないよう依存先を増やしていくことです。

自分が没頭できる趣味を増やしていくとよいとされています。但し、読書や映画鑑賞といった一人でできるものではなく、他社と関わりができる趣味がベストです。

また、副業は会社への依存度が減り自分の自信にも繋がるのでおすすめです。

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