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失敗に囚われない

長く、自分の失敗を引きづっている方がいます。それは、仕事上かもしれませんし、プライベートや人間関係かもしれません。

「どうして、あんなことをしてしまったんだろう」

「なぜ、あんなことを言ってしまったのだろう」

「もっとうまいやり方がはずなのに」

「相談すれば良かった」

十年以上こんな後悔をしながら、目の前のことを腹の底から楽しめない自分がいる。こんな酷い失敗をしてしまった自分が、楽しむなんて許されるわけがないと思っているのかもしれません。

その失敗がどのようなものなのか分かりませんが、これだけは言えます。当時の自分が精いっぱいやった結果がそれであったと。知識と経験がある現在の自分なら判断を間違えないでしょう。しかし、当時の自分はそれができなかった。精いっぱいやってもできなかったのです。あるいは、精いっぱいやらなければならないということがわからなかったのかもしれません。

人は、日々成長します。分からなかったことが分かるようになり、できなかったことができるようになっていきます。スマートな気遣い、適切な対応。出るべき場面と、黙っておくべき瞬間。

失敗したくなければ、何もしなければ良いと聞くことがあります。反対の言い方をすれば、何かをすれば、失敗するリスクがあるということでもあります。良かれと思っておこなった結果が間違ったいたのであれば、それは責める必要がないのです。他人も自分も責める必要がないのです。リスクを承知した上で、勇気をもっておこなった私、あの人です。そこから何かを学べたのなら、そちらのほうに目を向けませんか?

失敗をした経験がある方がすべきことがあるとしたら、余すことなく学ぶことです。そして、誰かの失敗を許すことではないでしょうか。

失敗しない人は、何ら挑戦しない人であるとも言われます。挑戦しなければ前進できません。挑戦して失敗した人であるあなたは、実はかっこいい人ではないでしょうか?きちんと謝罪したのであれば、もう次に進みましょう。

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