発見を突き進む。自分の人生を歩もう

あなたにとって、人生は辛く苦しいものですか？
もしそうであるならば、苦しんだ分だけ報われる瞬間が来ると私は信じています。

もちろん、楽しい毎日を遅れているならそれも良し。
しかし、悩み苦しみながら生き抜いた人にしか至れない境地もあるはずです。

コロンブスの卵という言葉がありますが、誰もやったことがない何かを成し遂げるには相応の苦労が伴います。
何事においてもパイオニアというのは辛いもので、先達がいないために1から10まで自分で発想・準備・行動しなくてはなりません。

ノウハウや手順をまとめたハウツー本がないのは当然として、周囲から奇異な人物と見られて協力を仰げないことも珍しくない。
ライト兄弟が飛行機を発明するまでは、人は空を飛べないというのが世界の常識であり、1つの真実でした。

新たな道を開拓することは、誰もが当たり前だと思っている常識を覆すことと同義なのです。

ところで、世界には2種類の人間がいます。
他人の頭で考える人間と、自分の頭で考える人間です。

大半は前者にあたり、周囲の人の意見や価値観を素直に受け入れ、常識の範疇で一生を終えます。
一方、後者にあたるのが俗に天才と呼ばれる人で、すでに常識として受け入れられている既存の価値観であっても、自分が納得できるまで突き詰めて考えます。

エジソンが泥団子2つをぶつけて1つにしてみせ、“1+1=1”かもしれないと主張したエピソードは有名ですが、良くも悪くも鵜呑みにしない、信じるべき足場を自ら打ち立てようとする姿勢。

だからこそ今まで誰も気づけなかった発見が得られるのです。

もしあなたに目標があって、そのための努力が辛く険しいものであったとしても、ぜひ諦めずに邁進してください。
目標を打ち立てるためには根拠や理由が必要です。

何の気づきもなしに何かを目指そうと志すことはありません。
あなたが発見した違和感や目標が、新しい世界の常識となれることを願っています。