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大切にされるあの人と邪見にされる私

他者を気遣い、思いやりの気持ちで対応していても、相手はつっけんどんな態度で接してくる。気が付けば、いつも面倒なことは自分に回ってくる日々。反対に、気を使うことなく自己中心的、ワガママに生きているのに、いつも周りの人から大切にされている人もいる。

なんだ、この理不尽は……

もちろん、自分が見ている部分だけがその人のすべてではないので、自分がその方の良いところを知らないだけかもしれません。とはいえ、やっぱりモヤモヤが残りますよね。

優しく真面目に生きているのに、いつも邪見にされてしまうのは、もしかしたら自分が自分を邪険に扱っているからかもしれません。

いつも相手を尊重してばかりで、我慢していませんか?

自分が耐えれば丸く収まると思い、言いたいことを飲みこんでばかりいませんか?

いつのまにか、相手を自分の上に位置付けて接しているのではないでしょうか?

本来、年齢、立場などが違っても、人はみな平等であり同じです。それなのに、自分という存在を相手の下にしてしまうクセがある人は少なくありません。これが原因で、周囲の人から大切にされないのです。誰よりも、自分が自分を邪見にしている。心当たりありませんか?

本当は、自分が自分を大切に扱うべきなのですよ。

自分を大切にしている人は、周囲に「私は大切にされるべき存在である」と行動で伝えています。だから大切にされるのです。

自分を大切にしていない人は、周囲に「私は大切にされるべき存在ではありません、どうぞ粗末に扱ってくださいな」と伝えています。だから粗末にされるのです。

人に優しくすることはすばらしいことです。しかし、同じように、どうか自分のことも大切にしてください。自分を大切にしていない人は、同じように大切にしてくれない人を寄せ付けてしまいます。自分を大切にしている人は、同じように大切にしてくれる人とのご縁を紡ぐことができます。

謙虚であることと、自分を下にして接することは違います。平等な人間であることを前提に、謙虚さを持ちながら接することができれば良いですね。

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