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2015年ラグビーW杯。
日本は、世界屈指の強豪南アフリカに勝利。
ラグビー史上最大と言われるジャイアントキリングを起こしました。
2019年には、日本でラグビーW杯が開催されます。
日本代表チームを指揮したエディー・ジョーンズ氏は、日本が南アフリカに勝ったことを奇跡や偶然ではないと言っています。
あの試合では、ラグビーで勝つためには、体格差は関係ないことも証明されていますね。
イングランド代表は、ラグビー発祥の地でありながら2003年以来、優勝から遠ざかっている状態でした。
2018年、イングランド代表監督を務めるエディー・ジョーンズ監督は、イングランド代表就任後、チームを18連勝に導いています。
監督は、世界最強と言われているラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」のように強いチームの真似をするのではなく、ラグビーというスポーツの本質を理解して練習することがチームを強くするためには欠かせないと言っています。
そして監督は、味方の選手同士のコミュニケーションを重視していますが、一般的に日本人選手は、コミュニケーションを取るのが苦手です。
例えば試合中、攻守が切り替わったら次に何をすべきか指示を出し合わなければいけません。
緻密で的確なコミュニケーションの積み重ねが連携を生み、守備でも攻撃でも大きな成果に繋がるのです。
しかし、選手同士のコミュニケーションが不足していると、簡単に対戦チームに突破されてしまうと監督は、言っています。
逆に、声が出ていても何を誰に向かって言っているのか伝わっていなければ声を出す意味がありません。
そのため監督は、コミュニケーションができていない選手がいたら、練習の時点で外していくとも断言しています。
日本人は、調和を好む傾向があるため、個人プレーで目立つことを嫌います。
仕事においても、たとえ部下を指導する上司であっても、いきなりプロジェクトから外すことはできない、と考える上司が殆どではないでしょうか。
監督は、勝つためには日本の社会と同じようなチームを作っても、世界では負けてしまうと発言しています。
更に、勝つためには行動を変える必要があると断言。世界を相手に勝つためには、指導者として選手に厳しく当たり、根本的な意識改革を求めることが必要なのです。
・行動を変えるためには、極端なことをする。
・コミュニケーションを大切にする。
・毅然とした態度を示すことで、今何をすべきかを伝える。
このことは、ラグビーの監督に限らず企業の上司にも当てはまることだと思いませんか。
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