取り残されたようで不安になる

長く一緒に過ごしていた友人や仲間がどこか遠くに感じられる瞬間、一人取り残された気分になることもありますよね。友人が自分の知らない世界を知っているとわかった時も、同じかもしれません。

よく知っている人が、新しいことに挑戦していたり努力していたりする姿を見た時も、取り残された気分になってしまう場合があります。恋人や配偶者などが、新たな分野にチャレンジしようとした時、素直に喜べず戸惑うといったこともよく耳にします。

このように、ちょっとしたことから大きなことまで、自分に見せたことがない相手のポジティブな気持ちを知った時、焦る気持ちを抱く場合もあるものです。焦る気持ちの背景には、自分が相手をコントロールしたい本音があります。ずっと変わらないでいてほしい、ずっと自分と同じ場所、同じステージにいてほしい……しかしながら、何人たりとも他人をコントロールすることなどできません。そもそも、してはいけないことなのです。

こういった場面に立った時、唯一できるのは相手の気持ちを尊重すること。そして、自分も自分だけの何かを見つけて進んでいくことだけです。

取り残されてしまったと落ち込むのではなく、自分も成長するタイミングが来たのだと受け止めましょう。そして、その場に留まっているのではなく、自分の人生をさらにすばらしいものにしようと考えられる人たちと仲良くできたことに感謝しましょう。当たり前のことですが、誰もあなたを取り残そうなんて思ってはいなかったのです。

世界は広い。楽しいことや興味深いことはたくさんある。知らないこともいっぱい。ワクワクできることも山にようにあります。あとは、あなた次第です。

自信がないないなんて言わないでください。なぜなら、こういった場面に立った時、本当に何もできない人であれば、取り残されたとは思いません。嫌われたと思う場合が多いのです。

つまり、自分も何かできると知っている人、あるいは自分も何か挑戦してみたいと思っているから取り残されたと焦るのです。

さあ、始めましょう！その時が来たのですよ。